« 2007年06月 | メイン | 2007年08月 »

2007年07月30日

日々修業(^o^;

一昨日は埼玉のジャスコ与野店で僕のニューアルバム「虎 音」のプロモーションとしてインストアイベントを行いました。当日足を運んでくださったみなさん!本当にありがとうございますm(__)m。

CDショップでカラオケを相手に演奏をする事は今回で3回目ですが、前2回とは異なりデパート内のイベント広場での演奏です(・・;)
買い物帰りの方、ご家族連れの方、おじいさん、おばあさん・・・。音楽に興味のない方もたくさんいらっしゃいます。この手のイベントで最も苦労するのが、ギターの音量です(>_<)!
基本的に僕のギターは音量がデカイのですが(普段セッションしているミュージシャンもみなさんデカイ人ばかりでその影響も・・・)、通常のレベルでプレイしたら絶対にあちこちのお店からクレームがでてしまいます!なので、この日は普段の3分の1位以下の音量でした。
蚊のなくような音では正直ロックギターのパワー感は伝わりづらいですし、せっかくのパフォーマンスも半減してしまいます(>_<)。
こんな時はとりあえず笑顔で頑張るしかありません(;_;)。おまけに2ステージですから体力的、精神的疲労はかなりのものです。この日は帰宅後、風呂に入る元気もなく撃沈してしまいました(^o^;。

でも最近100%西山毅!のこの演奏形態は実はちょっと楽しんでます。その日の演奏の責任はすべて自分にかえってきますし、仮にパーフェクトな演奏ができたとしても感動を与えられたかどうかは別問題ですから・・・。カラオケ相手だろうと、やはりライブにかわりはありません!。
次回は8月5日のハタ楽器でお見せできるかと・・・。意外なゲストも登場予定です(^.^)b?

2007年07月22日

エレキの寅さん!

昨日は「男はつらいよ」で有名な柴又駅に初めて行ってきました(^O^)。
突然行きたくなったから行ったのではありません。柴又駅から数駅はなれた場所に、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールというコンサートホールがあって、ここでベンチャーズのコンサートが昨日行なわれたのです。2004年7月にベンチャーズと共演して以来ずっとご無沙汰していたので、ひさしぶりに観に行く事に!
実は昨日のコンサートは、この付近に住む僕のギターの生徒の庄司くん(かつてメーザーハウスで教えていて、現在は横浜の自宅まで習いに来ている)のお母さんのご好意で招待していただきました(^O^)。お母さん!楽しい時間を本当にありがとうございました。m(__)m

先日、庄司くんが僕の家にギターのレッスンをうけに来た時、「先生~、今度のコンサートの日に少し早くきて、柴又あたりを観光しませんか~?」と言うので、「寅さんで有名な柴又でしょ?行く、行く~!」ともの凄く軽いノリで決まったのです(^^)v!
昨日の午前中は私用の為、自宅を出たのは14時過ぎでした。渋谷から千代田線に乗り換え金町で待ち合わせをしました。昼を食べてなかったので空腹に耐えきれず、金町駅で天ぷらそばを食べてしまいました(^o^;。僕は駅の立ち食いそばが大好きです!
金町から京成電鉄に乗り換え、いよいよ柴又駅に到着!映画の中で観た柴又駅より若干綺麗な印象を受けましたが、さくらがお兄ちゃんを見送る情景が脳裏をかすめ感動してしまいました)^o^(。
駅前の寅さんの銅像と記念写真を庄司くんと撮り、柴又帝釈天でおみくじを引き、団子屋で団子を食べ・・・ただの観光客になっていました(^o^;。この付近のほとんどのお店は17時くらいで閉まってしまうので、少し慌ただしく観なければならなかったのが悔やまれます。また時間がある時にゆっくり来たいと思いました。

さてベンチャーズのライブですが、今やオリジナルメンバーはリズムギターのドン・ウィルソンだけで少し淋しかったですね。
ジェリーマギーも良いのですが、やはりノーキーのギターが聞きたかったです(>_<)。
ただ2時間できっちりコンサートが終わるとこや、アンコールの定番「キャラバン」で聞かれるドラムソロのベース叩きはもはや伝統芸能です!今年で来日45周年だそうで、今でも日本中をツアーをしている彼らはエレキ界のフーテンの寅さんかもしれません(*_*)!
頑張れ~ベンチャーズ。

2007年07月07日

四半世紀を経て

昨日はN/Y FUNK SHOTと渡辺英樹さんと僕とで、横浜のモーションブルーでライブをしました。会場はありがたい事に満席!(^^)vライブに足を運んで下さったみなさん!本当にありがとうございました。m(__)m

渡辺英樹さん(以降;英樹)はC-C-Bでベースを担当していたのは皆さんご存じかとは思いますが、とおーい昔(僕が20歳の頃)僕は彼とバンドを組む予定でした。もちろんその時C-C-Bは存在しません。某音楽事務所が若くて将来性のあるボーカリストを地方で行なわれたバンドコンテストでみつけ、その彼を中心にバンドを結成させようとしたのです。
デモテープによるメンバー集めのオーディションの結果、僕は僕のギターの師匠の後押しもありそのバンドに参加する事になったのです。ここではその時の事務所の名前は伏せさせていただきますが、大物ミュージシャンが所属していた事もあり、未来がまるでメジャーデビューを約束された感じで正直かなり浮かれてました(^o^;。寄せ集められたバンドメンバーに英樹もいたのです。
そのバンドは約1ヵ月間、渋谷にあったヤマハエピキュラス(練習スタジオ)で、ほぼ毎日のようにリハーサルを行いました。真夏の焼けつくような日差しの中、重たいエフェクターボードをかついで東横線に乗って通ったの日々を今でも忘れません(・・;)。しかしメジャーデビューは目の前ですから、そんな事はへっちゃらですし苦とも思いません!(^^)v。
そんなある日スタジオにボーカリストが来ませんでした。次の日も、その次の日も・・・。メンバー全員、突然事務所に呼び出され社長から「ボーカルの〇〇くんは田舎に帰りました。どうやら東京の生活が合わなかったそうです。ですからこのバンドはなかった事にして下さい!1ヵ月のリハーサルお疲れさまでした」と・・・。
マジで目の前が真っ暗になりました(*_*)。親戚をはじめ友人たちにまでデビューの話をしていたので、今更あの話なくなりました!なんて恥ずかしくて言えません。そんな最中、英樹はせっかく集まったんだからこのメンバーで何かをはじめようよ!と提案しました。しかし世の中そう甘くはない事くらい子供なりに理解してましたし、彼の言葉はまったく耳に入りませんでした。結局バンドは消滅し、その後それぞれが別の道に・・・。
僕は途方に暮れ毎日パチンコばかり打って、数ヵ月後また歯科技工士のバイトをはじめました。約1年後、バイトの昼休み中にたまたま入ったそば屋のテレビで英樹が『笑っていいとも』のテレフォンショッキングに出演していたのを偶然観てしまったのです。信じられませんでしたし、とても複雑な心境でテレビの中の彼を観ていました。
その後僕自身も音楽業界で仕事をするようになり、昨日は25年目にして初めて人前で英樹とセッションできた事をとても感慨深く、そして嬉しく思いました。
もちろんN/Yとのライブも最高だった事は言うまでもありません(^^)v。