西山毅の不定期日記

本日、6月24日横浜のHMVにてインストアイベントを行いました。
前にも不定期日記で書いたようにお店の雰囲気は事前にチェック済みです。その時に自分がこのお店のステージに立ってギターを弾いてる図を想像してみたのですが、果たしてここに来ているお客さんに自分の演奏が受けいられるのだろうか？・・・と少し不安に思ってしまいました(>_<)。
25年以上ギターを人前で弾いてきましたが、もの凄く些細な事で演奏に集中できなくなってしまいボロボロになってしまう事があります。お客さんの視線でさえ恐怖に思えてしまう事も・・・(>_<)。その時々の気分や感情を一旦フラットにさせ、かつ良い演奏する事は本当に難しいなと最近つくづく感じます。バンドの時は自分が調子が悪くても他のメンバーに助けられる事もありますが、カラオケは助けてくれません(・・;)

結論から言うと、今日はとにかくお客さんの雰囲気がとても暖かくてもの凄くやりやすかったです(^^)v
こういう日は小さいミスなど全然気になりません！狭い店内でもギターを回して、僕自身が心から演奏を楽しむ事ができました。
唯一の失敗は着替えを忘れてしまった事です(^o^;。ですから100％普段着の西山毅をお見せする事になってしまいました(たいして変わりませんが・・・)

サイン会の時には、これで3枚目です！なんて声をかけてくださる方の多さに驚かされましたし、ただただ感謝するのみです。本当にありがとうございます。

もし皆さんの住んでいる町にギター一本かかえて僕が登場した時は是非暖かく迎えて下さいね。
次回は埼玉・・・その前に横浜でライブがあるので、そちらの方もよろしくお願いします(^^)v

by:西山　毅 　at: 23:36 |category：ひとりごと

1984年の9月の終わりに僕はHOUND DOGのサポートギタリストとしてツアーに参加する事になりました。
当時22歳で、その1年前から色々なアーチストのバックギタリストとして、プロのキャリアをスタートさせました。その頃演奏する会場は主にライブハウスが中心であった為、特にギターの音色に関してはあまり指摘をされた事はありません。
HOUND DOGに参加してからはキャパが2000人以上の会場が中心となり、大がかりなPAシステム(音響機器)が主流となり、今までのような音づくりではプロとしては通用しない事を思いしらされたのです。また当時ステージ経験の浅い自分としては、どのようにステージで立ち回ったら良いかが分からず、いつも苦しんでいました。
50本近いステージを経験する事によりライブでのパフォーマンスも少しずつ学んでいきましたが、最初の頃は毎回ステージが終わった後、当時の事務所の社長に呼び出され色々な事を注意されたものです。マジに悔しくて泣きながら帰る日々が続きました。

1ツアーが終わり、次のツアーからメンバーとしてレコーディングにも参加する事になったのです。ステージは経験を重ねる事によって何をすべきかが次第にわかりはじめました。しかし音づくりに関しては、あいかわらず苦悩の日々を送っていたのです。
そんなある日僕の目の前にオノタケ(通称)と呼ばれるエンジニアがあらわれました。彼は初対面なのに僕が音に関して悩んでいるのを見抜いてしまいました。
無言で僕の足元にあるエフェクターをいじり始め、次にアンプも調整し、僕に「どう？」と聞いてきました。その時は良いも悪いも自分で判断はできませんでしたが、結果はすぐに出ました。新しいツアーが始まりステージを観にきた友人、知人が次々と口を揃えてこう語ったのです。「ねえ？ギターの音変えたよね？凄いかっこ良かったよ！」と・・・。約半年間、一度も評価された事のない自分の音が初めて誉められたのです。この日こそ本当の意味でプロとしてスタートできたのではないかと今でも思っています。
22年も前の話ですが、まるで昨日の事のようです。いつも凄く暖かい態度で接して下さり、人間としても尊敬してましたし信頼できる数少ない人でした。本当に感謝しております。

そんな生涯の恩人がつい先日お亡くなりになられてしまったのです。とにかく残念でなりませんし、今でも信じられません。僕が今できる事は教えていただいた事を無駄にせず、僕の命がある限りギターを弾いていく事だと思っています。
心より御冥福をお祈りします。

by:西山　毅 　at: 11:27 |category：ひとりごと

ついにアルバムを発売しました！
おかげさまでセブンアンドワイというネットでのCD販売ランキングでは、ジャズ・フュージョン部門で1位を獲得しました(^^)v。
これはひとえに皆さんの応援のおかげだと思っています。ただし、まだまだ狭いカテゴリーの中での話ですし、さらに飛躍できればとも思っていますので、さらなる応援をよろしくお願いいたします！m(__)m。

今日は特にこれといった予定もなく、久しぶりにゆっくりする事ができたので、横浜駅周辺の楽器店やCDショップに行く事にしました。
6月6日発売の自分のアルバムをまだ自分の目でレコード店に並んでるのを確認していなかった事もあり、早々チェックに！ただし大手のメジャーなレコード会社からの発売ではないので、店頭に必ず陳列されているわけではありません。
まずはヤマハがあったのでとりあえず入ってみることに・・・。すると顔見知りの店員さんに声をかけられました。「西山さん、何かお探しですか？」の問いかけに、「は、はい。ふ、フ、フーインを・・・(^o^;」と答えると「グループ名でしょうか？」と言われたので、アルバムタイトルである事を告げるとお店の中のPCで調べてくれました。店員さんは僕のアルバムである事にすぐに気づいてくれ、入荷し店頭に置いてくださる事を約束して下さりました(^o^;微妙に恥ずかしかったです(>_<)。
次はジョイナスの4階にある新星堂に！このお店は以前、凄く顔見知りの店員さんがいて、前作の「CREATURE」やHD時代に大変お世話になりました。しかし今はいません。僕の不安は的中し、HDのCDすらありませんでした(・・;)その方の存在はとても大きかった事を思い知らされました(>_<)。Iさーん、この日記をみたら連絡を下さい！
切ない思いをしながらHMVに行きました。さすがに今月の24日にこのお店でイベントをやらせていただくのでCDは置いてありました。しかも5枚もです！(^^)vありがとうございます。インストアーイベント用のステージをチェックし、自分のアルバムを撫でてお店を後にしました。
最後はモアーズ内のタワーレコードです。正直あまり期待せずに行きました。自分で探すのも面倒なので、店員さんに聞いてみるとすぐにCDが出てきました。あまりにも早い対応だったので店員さんにどこに置いてあったのかを聞くと、僕個人のネームプレートが作られていたのです。メチャメチャ感動してしまいました。タワーレコード最高！

しばらくあらゆるお店回りをしそうです(^o^;

by:西山　毅 　at: 21:54 |category：ひとりごと

N/Y Funk Shotとの怒濤の東北ツアーも無事に終わりました。ほっと一息つきたいところですが、アルバム発売に向けてやらなければならない事もあり、なかなかゆっくりできません！

そういえばこの東北ツアー中に知り合った方やお世話になった方々からこのホームページ宛にメッセージを多数いただき、それに対しなかなか返信できずにいた事を心苦しく思っていました。
まず八戸でマーシャルのキャビを貸して下さった中里さん！本当にありがとうございました。次の日に早々メールをいただいた事は確認しております。A7のマスターの古川さんにもよろしくお伝え下さい！(^O^)
また盛岡で打ち上げに参加された東山さんをはじめバンド皆さん！お元気ですか(^o^;？特に井上さん、色々な熱い思い？を聞かせていただき凄くうれしかったです。
また仙台の高橋良秀さん！ご家族の皆さん！タワーレコードのイベントまで来てくださり感謝しております。差し入れて下さったワインのような味の日本酒はかなりハマってしまいました(^o^;。
そして郡山の＃9の福井さん！デモは最高でしたよ(^^)vどれだけHDが好きなのかがよくわかります。いつか一緒にプレイしましょう！
宇都宮ではプロモーションの時からお世話になった杉山さん、またBIG APPLEのマスターの小野さん！貴重なビデオをありがとうございます。

そしてツアーにいらして下さった皆さん！ツアー中毎日UPした日記に対し励ましのメールを下さった皆さん！たくさんの元気をいただきました。本当にありがとうございます。日記でなくてごめんなさいm(__)m

by:西山　毅 　at: 02:13 |category：ひとりごと