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2007年04月30日

感動!

昨日は僕が講師をしている音楽学校メーザーハウスのアンサンブルの授業の発表会でした。この発表会は半年に一回必ず行なわれます。
僕ら講師陣は昼の12~20時位まで拘束され、だいたい25バンドくらいの演奏を聴き、審査しなければなりません。
半年の授業の成果を発表するのですから生徒たちも気合いが入ります。
もう何年も見てきましたが、なかなかお客さんを意識して練習しているバンドは少ないようです。
僕らアマチュアの時は、いかにコンテストで他のバンドより抜きんでるかを常に考え、演奏もさることながら演奏以外の事にもメンバーとディスカッションしたものです。また色々な人のコンサートを見て面白いと感じたパフォーマンスはすぐに取り入れました。
最近の生徒の傾向として驚いてしまうのは、意外にもコンサートを観に行く人が少ないという事です。僕のクラスはこの半年、パフォーマンスを含めとにかく楽しい演奏!というのがテーマでスタートした気がしました。
前にも日記で書いたように僕の授業は朝早くから始まります。最初のうちは生徒の出席率も良いのですが、一度連続して休んでしまったりすると授業に顔を出しづらくなってフェイドアウトしてしまう人も多いのです。今回はひさしぶりに誰一人欠ける事なく授業は終わりました。

発表会の2ケ月前くらいから「そろそろ演奏する曲をみんなで決めて、パフォーマンスを含めた練習をしようよ!んじゃ来週までみんなで考えておいてね。(^^)」と言ったにも関わらず、なかなか決まりませんでした。
発表会の10日前にようやく曲が決定し練習する事になりました。その時点で授業はその日を含めてあと2回しかありません(・・;)!
プロの世界では当日にリハーサルを行いそのまま本番!という事もありますが、アマチュアでは、ある程度事前にリハーサルをするのは絶対必要です。
発表会の演奏曲は2曲で、何日か前に生徒全員に音資料と譜面が渡っていると聞きました。
とりあえず時間がありません。練習開始!と意気込んでみたものの生徒たちはほとんど予習をしてこなかったようで、スタジオで譜面とにらめっこをしています。
この姿を見てさすがにキレてしまいました。(-_-メ)
なぜならみんなプロ志望なわけで、実際プロの世界では明日までに20曲を覚えてきて下さい!なんて事もなくはないのです。おまけに練習する時間は十分あったはずです。ついに「お前らふざんけな!〇×△~」と怒ってしまいました(;-_-+。。。

その後1週間が経ち、最後の授業の日彼らの演奏を聞きましたが、まだまだ完成にはほど遠く正直がっかりしました。このままでは本番も・・・(>_<)。
さていよいよ発表会当日です。僕のクラスは18番目の登場です。
他のクラスの演奏が始まりました。みんな凄くまとまっている気がします( ̄□ ̄;)!!。がーん!がーん!って感じです。
自分のクラスがダメなのは全て自分の責任です。開き直って順番を待つ事に・・・。
いよいよ恐怖の瞬間が!と思いきや胸を張って堂々と演奏しています(^^)v
正直ステージ上はまとまりのない動きで、メンバー同士がぶつかりそうになったりしてましたが、色々メンバー間で話し合い考えたのでしょう。きっと僕が10日前に彼らに求めたのは、この状態だったのだと思います。この状態から作りあげて行けばかなり良いものができたと思われるからです。ただ一生懸命プレイをして、パフォーマンスをしている彼らの姿を見ているうちに不覚にも涙が止まらなくなってしまいました(;_;)。おまけに僕のまだ発売前の曲を演奏してくれていたのですから・・・。
今回残念ながら賞には結びつきませんでしたが、君たちの演奏に元気をもらった人間がいる事を忘れないで下さい!
本当にありがとう!

君たちの演奏した曲のタイトルを思いだして下さい!「Here We Go」(さあ、はじめようぜ!)だよ。
これからの人生に幸あれ!

2007年04月29日

偶然にも・・・

この数年やたら早起きになってしまいました。前日どんなに遅く寝ても、必ず7時前には目が覚めます!体内時計がそのように設定されてしまったのでしょうか(^o^;?
ギターの練習は主に午前中が中心で夜は焼酎を飲んで早々に自爆しています。

ある朝、山積みになったCD-RやDVD-Rを整理していました。一枚ずつタイトルを明記しておけば良いのですが・・・(>_<)
とりあえずデッキに入れてチェックをしてみます。見慣れないDVD-Rがあり、それを再生をしてみると何とそこには約20年前の自分がいました。阿蘇で行なわれたBEAT CHILDの映像でした。
去年、福岡に行った時にファンの方にいただいた事を思い出し、つい見てしまいました。
バンドの勢いもさることながら、いつ見ても鮫島さんのパフォーマンスは感心させられます。数多いベーシストの中あれほどステージを華やかにできる人はいませんし、ステージ上での存在感はダントツです。
ひさしぶりに会いたいな!と思い電話をしてみました。その日は僕がサポートしているミューアが、渋谷のDUOで行なわれるイベントに参加する事になっていたので、もしサメちゃんが東京にいるなら観に来るかな?と・・・。
昼頃電話をしてみると「おー、なんや?」との返事。今日のイベントの話をすると「ほな、後でいくわ。」とあっさりしたお答えが・・・(;^_^A。昔と全く変わりません(^o^;

さて楽屋に戻ると他のバンドのメンバーがすでにいました。今日はライブハウスでのイベントですので楽屋は男性、女性に別れてるだけで凄く混み合ってます。
入るや否や「あ~っ!西山さん。ご無沙汰してます!覚えていますか?」と言われました。
最近の若いバンドに知り合いはいないので、少し焦りました( ̄□ ̄;)!!
話をすると、大阪時代サメちゃんがお世話になったミュージシャンのご子息でした。
彼らが少年時代よくハウンドドッグの楽屋に出入りしていた頃の話をされるにつれ、彼らの事を徐々に思い出しました。
本番寸前まで僕が楽屋に閉じこもって練習していた姿が、やたら印象に残っているとも語っていました。当時スタッフが、僕の楽屋のドアに「虎の穴」などと書いた貼り紙をしていたので、何も知らない子供からすれば恐かったかもしれません(^o^;
それにしても偶然というかなんいうか・・・サメちゃんつながりの一日でした。

本番前と本番後にサメちゃんは楽屋に訪れ、いつもと変わらず風のように去っていきました。
あいかわらずマイペースな方です!

2007年04月18日

満さん来日

今年の一月に中国の代表的な歌手である満文軍さんのサポートで北京に行ってまいりましたが、つい先日なんとご夫妻で来日されました。
北京を離れる際、「四月に日本にさくらを観に行くから!」とおっしゃっていたのですが、本当にやって来ました(^o^;。

しかーし1週間前にさくらは・・・(>_<)。
なんでもCMの撮影をするのにあたり服を探しにきたらしく買い物三昧で歩き過ぎて、最後は足をひきずっておられました。
一体何キロくらい歩かれたのでしょう(?_?)想像がつきません(^o^;。

夕食の前にヤマハのアコースティック・ギターを買いたいとおっしゃっていたので、その日食事会に参加するメンバーは渋谷の道玄坂にあるヤマハに18時半に集合!となり、ひさしぶりの再会となりましたp(^^)q。
店の閉店時間もあるので早々にギターをみよう!と言われた直後、満さんの表情が一変!「携帯電話がなーい(;_;)」と・・・。
満さんは中国のスターですから、あちらでお付き合いのある著名人のデーターがたくさん入ってます。
以前満さんの知り合いの有名人が携帯を落としてしまい、ネットで中国全体にたくさんの有名人の電話番号が公開されてしまったとか・・・(>_<)。
このような心境でギターなど選ぶのはとても難しいし満さんの気持ちを考えると、いてもたってもいられません。
とにかく電話を見つける事が最優先です。何度か満さんの携帯に電話をしてみても反応がありません(誰かがとりあえず、電話に出てくれれば!とみんなが願いました)。
30分後ついに電話がつながり、相手を確認するとタクシーの運転手さんでした(^o^;。
どうやらこちらに来る時に乗られたタクシーに置き忘れたようです。
心配事がなくなり、いつも以上にテンションが上がったのか100万近いギターをも手にして悩んでおられました(;^_^A。
シー・シャン・イー(西山毅の中国読み)が選んでくれ!というのですが、そんな高いものに責任はもてません(^o^;!
最終的には30万円代のギターを購入する事になりました。
その時の値段交渉人は僕と満園庄太郎くんです(^^ゞ
二人でありえないくらい頭を下げまくってしまいました。
結果かなり値引いていただきヤマハのYさんに感謝です!ありがとうございました。
満さんも満足のご様子で、とても楽しい食事会になったのは言うまでもありません!
また一緒にライブをしましょう!と最後は固い握手をして別れました。

また北京に行きたーい!

2007年04月08日

横浜市立東高校

本日、27年ぶりに自分の出身校である横浜市立東高校の門をくぐりました。
僕が卒業して何年後かに校舎が建て替えられたのは噂で聞いていましたが、在学中とだぶる箇所は本当に少しだけでした(^o^;。
教室の中まで入ってみたかったのですが、今はただの外部の人間ですので学校に用がなければ簡単には入れてくれません!(OBと言えばなんとかなったのでしょうか?)

学生時代、同じクラスに好きな女の子がいて悩みに悩んだ挙げく、放課後心臓が口から飛び出そうな思いをしながら彼女に告白した事が懐かしいです。
一年ごとのクラス替えにもかかわらず、結局三年間一緒のクラスでした(^-^)。
幸いにも僕の初恋はかないましたが、卒業してからしばらくして僕がフラれて終わりました(;_;)。
ですから、高校の時の思い出となるとまずその事が一番最初に浮かびます。

僕が30歳になった年に一回だけクラス会がありました。
僕は遅れて参加しましたが、すでにお酒がまわっていて大カラオケ大会!
遅れてきた僕をみつけ「お前プロなんだろう?歌えよ~!(^Q^)/」と絡まれました。
もちろん僕が音楽をやっているのは皆知ってますし興味津々です(>_<)。
当然の事ですが丁重にお断わりしました(^o^;。
僕はギターは少しは自信がありますが、歌はアマチュア以下です。
歌に自信があるのなら、東高校のCHARくらいにはなれていたかもしれません。
そういえば、その後クラス会のお知らせがありません(?_?)。もうやらないのでしょうか?
この日記を誰か読んでたら教えてくださ~い(^o^;!

ところで僕には高校時代の彼女との思い出以外に、もう一つ僕の人生で忘れてはならない出来事があります。
それはひとりの天才ギタリストとの出会いです!
今日はその彼と僕らの出身校で待ち合わせをしました(^-^)
近いうちにバイオグラフィーに登場していただくのでご期待下さい!

2007年04月02日

サポート?

先日、大阪で僕がサポートをしているミューアのライブが一段落をしました。
昨年の暮れから対バンや学祭、アンプラグドなどを試しつつ彼女なりに多くのステージ経験を積み重ねライブの難しさや楽しさを体験した事と思います。

ツアーの大詰めは東・名・阪のライブハウスでいつもは東京がファイナルなのですが、今回は東京が初日でした。
ワンマンライブはひさしぶりなので、曲数も多く僕らも初日は緊張していました。
こういう日は、やたらとお客さんの反応が気になってしまう事が多く、ふとした瞬間に自信さえなくしてしまう事があります。
センターでそのプレッシャーと戦うボーカリストの負担は僕ら以上の事でしょう。
東京に関して言うと最初はちょっと硬い感じもありましたが、無事に終える事が出来ました。

名古屋、大阪では緊張もほぐれ、ステージでの立ち回りも昨年とは比べものにならないくらい彼女自身、余裕が出てきた感じがします(^-^)。
ミューアのライブは毎回確実に成長を遂げていると思います!
御覧になられた事のない方は是非一度ライブを体験されてみて下さい!
サポートの仕事ですが僕自身バンドと思ってやっていますので!