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2007年01月28日

No.1~No.10

No.10 Category:other
Question
はじめまして
シンプジャーナルでの西山さんのギター講座が大好きでした。
今でも記事を持っています。(講座の事、憶えていますか?)
西山さんは曲を作る際、リフから作ってメロディをあてはめますか?
それともメロディを作り、それに合うコードを見つけていくのですか?
ギターインストと歌では作曲の仕方は違いますか?
ギターについての質問ではないのですが、よろしければ西山さんの作曲方法を教えて下さい。
それと、TO RYOが出来た時のエピソードなどがあれば教えて下さい。
大好きな曲で、結婚する友人にCDをプレゼントしました。

Answer from TAKESHI
シンプジャーナルですか~(笑)懐かしいですね!もちろん覚えてます。
講座のネタに困るとゲストを呼んで対談で乗り越えたこともしばしば・・・(^^ゞ
B'zの松本さんもまだB'zを結成して2枚目のアルバムをリリースした頃に登場していただきました。知ってる人はいるんでしょうか?
ところで質問の件ですが、本当にケースバイケースなのです。
歌モノもインストも、やはりメロディーが命ですし、基本は頭に浮かんだメロディーを中心に曲を作っていきますが、もちろんリフから発展する場合もあります。
TO RYOは何かスケールの大きい感じに仕上げたかったのでコード進行を先に考え、メロディーは後から考えた感じです(でもこの曲は何も考えず自然とできました)。
語りだすと止まらなくなりそうなので今回はこれにてお許し下さい!

No.9 Category:Guitar
Question
西山さんに質問です。
例えで言わせて頂くとマイケルシェンカーやヴァンヘイレン、そんなに歪んだ音ではありません。
しかし、艶のある音色、微妙なピッキングのニュアンスも含め、フレーズを聞いただけで誰々だと分かるギタリストって多いと思いますが、自分は学生時代から兄貴も含めて色んなコピーをしてきました。
しかし、個性を出す事が出来ません。所詮、誰かのコピーになってしまします。
西山さん流の個性のあるフレーズもしくは音色についてどうお考えでしょうか?
教えていただければ幸いです!

Answer from TAKESHI
音色やフレーズに個性を求める気持ちはとてもよくわかります。
僕自身、常にその事ばかりを考えています。
自分の確固たる音色とフレーズを持ってるのなら、その人はすでに一流のプレーヤーの仲間入りでしょう。
僕などは凡人なので、生涯の目標がONE&ONLYの個性の追求だと思っています。
ですから残念ながらアドバイスなど恐れ多くてできません!
ただ人よりもある部分に関して突出しているものがあるのなら、そこをより追求する事が個性を見いだすヒントかな?とも思っています。

No.8 Category:Guitar
Question
最近ニブラムのギターの音が聞けませんねぇ~
そろそろ、インストの演奏が聞きたいです。

Answer from TAKESHI
二ブラムのギターはとても気に入ってます。しかし最近ライブではあまり使用していません。
それには理由があります。以前μ-aのライブの際、弦を切ってしまい、その時の事がトラウマになっているのです。
ライブ会場にたくさんスペアのギターを用意できれば良いのですが、最近は片手にギター、もう片方の手にはエフェクトボード、背中にリュックという感じで電車移動なんて事が多いのです。
ですからギターは一本しか持てません。
かつてライブで使用した中で、もっとも弦の切れなかったギターを使用する事が多くなってます。

No.7 Category:Guitar
Question
西山さんこんにちわ。西山さんのプレーに憧れて22年になります。
西山さんのソロアルバムが早く出るのを心待ちにしています。
さて、早速質問をさせて頂きます。
ギターのボディやネックには様々な材が使用されていますが、西山さんの場合
、曲のイメージによって使い分けをしますか?
それともPUやAMP、エフェクターなどで曲のイメージにあった音を作っているの
でしょうか?
西山さんのギターを選ぶ基準や特に好きな材、PUなども教えて頂ければ嬉しい
です。
よろしくお願いいたします。

Answer from TAKESHI
ギターには様々な材質が使われていますが、僕自身はあまりこだわってません
PUもハムバッカーとシングルコイルの違いはわかりますが、メーカーを言い当てる
事などできません。
どんな材質だろうと、どんなPUだろうと最終的に全てが組み合わさった時のバランスが大事だと思っています。
高いギターでもダメなものもあれば安いギターでも素晴らしい出来のものもあります。
僕がギターを選ぶ時の基準は22フレット以上ある事です。
それとあらゆるポジション(1~3弦)で一音半のチョーキングをして音が詰まらない事ですかね・・・。
あとはルックスです(これが最大のポイントかも)
また曲によって音色を考える場合、まずアンプを決めつぎにギターを何種類か試
し、その時にイメージに一番近いものを選びます。
エフェクターはそのイメージを補正する程度にしか考えてません。

No.6 Category:other
Question
西山さんへ質問です。
数あるドッグナンバーでの西山さんの一番好きなソロはどの曲ですか?
もちろん、一曲ごとに思い入れはあるかと思いますが、西山さんの選ぶベストテイクを教えて欲しいです。
ちなみに自分が選ぶベスト3は
1BADBOY BLUES(このソロなくして語れず)
2ROCKS(シンプルだがメチャ深い!)
3DON'T CRY(このライトハンド最高です)、
いずれも初期の頃のナンバーですがコピーに苦労しました。
お手すきの時がありましたら回答願います!

Answer from TAKESHI
僕がHDでプレイしたソロでベスト3を挙げるとしたら、
1.Bad Boy Blues 
2.Don't cry
3.日はまた昇る 
です。1に関して言うなら、ほとんどレコーディング経験のない当時、もしかしたらこれが人生最後のRECなのかも?と思いながらプレイした事を今でも思いだします。
そして後に、このソロが20年間僕の名刺代わりになった事を考えるとこの曲に対しての思い入れ度はNO.1です。
Don't cryはテクニックを見せるためのライトハンドではなくその奏法でしかありえないニュアンスとメロディーラインを実演できた事が気に入ってます。
日はまた昇るは全体のソロ構成と音色が大好きです。
他にもお気に入りのソロはたくさんありますが・・・。

No.5 Category:Guitar
Question
西山さんのフレーズについてお聞きしたいのですが、ソロは即興に近い形で一度作成し、その後にアレンジを加えて完成させるのですか?
それとも、曲の進行等を考慮して、じっくりと音のつながりを一音づつ確認しながら作り上げるのでしょうか?
ケースバイケースで色々とあると思いますが、西山さんのフレーズに関する考え方やあり方等を教えて頂ければと思います。
ちなみにBADBOYとDON'T CRYはどんな形で仕上げたソロでしょうか?

Answer from TAKESHI
歌もののギターソロ(間奏)をつくる時は、まず一度即興で弾いたものを録音して、その中で最もその曲にフィットしている部分を残し、その部分を中心に起承転結を考えながら再度ソロを構成していく事がほとんどです。
一発で素晴らしい演奏ができれば良いのですが、なかなか難しいと思います。
Don't cryは頭の中に浮かんだメロディを一音ずつ探して構成しました。
またBad Boy Bluesは当時自分の中でマイブームだったギタリスト達のフレーズを自分なりにアレンジしソロを構成しました。
Bad Boy~のソロは最初はもっと違った感じだったんですよ!
ただ自分自身そのプレイは納得がいかず後日録音しなおしたのです。

No.4 Category:Guitar
Question
西山さん、前回のQ&Aでの回答、ありがとうございました。とてもいい参照となりました。
さて今回のQは西山さんが、最近お気に入りのギタリスト、そしてよく聴くアーチストを教えて頂ければなぁと思います。
また、コレクターとしても名高い西山さんですが、現時点で何本位のギターを所有されていますか?

Answer from TAKESHI
最近コピーするほど、ハマってるギタリストはいません。
ジョーパス、ウェスモンゴメリーなどのJAZZギタリストのCDを聴きながらコーヒーを飲んで楽しんでますが・・・(^o^;。
ギタコレはかなり処分したので20本前後だと思います。まだ何本か処分したいギターがあるので、このHPで里親?募集(笑)をしようかとも思っています。

No.3 Category:other
Question
はじめまして。このようなサイトがあるとは知りませんでした。
一ファンとしてとても有難いですし、嬉しく思います。今後にも期待しています。
さて、私は西山さんのソロアルバムがとても好きです。
かれこれ愛聴盤として約9年間聞きっぱなしです。
そしてこのCDのバンドスコアを是非出版して頂きたいのです!
お願いするところを間違っているかもしれませんが是非宜しくお願いします。
それでは失礼します。

Answer from TAKESHI
僕のソロアルバムが愛聴盤!なんて言われると本当にうれしいです。ありがとうございます。
スコアなのですが、残念ながら出る予定はありません。
ただ、発売当時ヤングギター(1997年11月号)の取材を受け、誌面に若干ではありますが数曲のタブ譜が掲載されました。
バンドスコアには遠くおよびませんが、ほんの少しでも参考になるのではないかと思われます。
ここでその記事を載せることは権利上できませんので、バックナンバーを入手するしか方法はありません。
また以前リットーミュージックから発売された教則ビデオ「技」の中でアルバムの収録曲(電光石火、消えゆく前に、TO RYO)をバージョン違いで映像で確認する事もできます。
しかしこれも現在入手するにはオークション等以外、手段はありません。
いつの日かここのホームページ上で動画で解説できるようになったら良いのですが・・・。
もの凄い数の要望があれば考えたいと思っています(笑)

No.2 Category:Guitar
Question
はじめまして。埼玉でドッグのコピバンをやっています。
今まで、ブラッドギルスモデルや180v7とNT-85などフロイドローズのギターを使用していましたが、ドッグが4人になったあたりから西山さんがムスタングを使用されていて、かっこいい!と思い私も1965のムスタングを購入しました。
まだこのホームページが出来る前でしたので、ブッチャーのパーティやミューアさんのライブで何年のムスタングだろう?と見てました。
フレットが減っていたので交換したのですが、西山さんも交換されてフラットにしてあるとの事ですが、どうゆう感じなのでしょうか?
フレットの先端を平らに(フレットが減ってきた状態)しているのでしょうか?

Answer from TAKESHI
簡単に言うとムスタングの指板自体をまず削り、その上にRのきつくないフレットを打っています。
通常のムスタングだと1弦を1音半チョーキングするとどこかのフレットで音が詰まってしまいますが、このことによってその悩みが解決されました。
より詳しく知りたいのならIKM(0770‐22‐7853)に問い合わせてみて下さい!

No.1 Category:Guitar
Question
西山兄貴、中国ライブ、お疲れ様でした。
兄貴に憧れるギター親父ですが、兄貴の音色について質問です。
あの甘く尖ってないマイルドだけど歪んでるサウンドはどうやれば出せますか?
自分もかれこれ20年弱ギターを弾いてますが、あの音色は真似出来ません。
機材等の設定もあるかと思いますが、素人でも手軽に作れる西山エフェクターを伝授願いますよう、宜しくお願い致します!

Answer from TAKESHI
僕のセッティングは20年の歳月の中で、おおまかに言うと3回システムをチェンジしてます。
第一期はタイフーンパーティー~スピリッツライブまでで、ローランドJC‐120のアンプにボスのスーパーオーバードライブとヤマハのOD‐1をブレンドして歪みをつくりそれにSDE‐1000のディレイを足してました。
第2期はエフェクターは第1期のままで、使用アンプがハイワットに代わりOVER LANDツアーまでそのセットでした。
それ以降(第3期)はソロの時にソルダーノというアンプを使用しバッキングはマーシャル、クリーンはJC‐120を使うようになりました。
おそらく君の出したい音はソルダーノを使用すればすぐに納得のいくサウンドが得られると思います。
ただしそのアンプは高価ですが・・・。
もしくはマルチエフェクターを購入し、ソルダーノの音またはそれに近い音をモデリングされてるチャンネルを見つけ、その中で音色を作ってみてはいかがでしょうか?
僕は現在VOXのTONELABと言うマルチエフェクターでソルダーノに近い音色をみつけ、最近のライブではその方法で演奏をしてます。少しでもヒントになると良いのですが・・・。

2007年01月26日

01/26μ-a support(神戸)

at 神戸Wynter Land(対バンあり)
open 18:00
start 19:00

  • Ticket

  • adv-¥2,000 door-¥2,500 drink、food別

    more info神戸Wynter Land

    2007年01月24日

    Fender MUSTANG 1966

    mustang_body.jpg
    Color:White
    Body:Poplar
    Neck: Rosewood on Maple
    Pickups: Fender Original Single Coil ×2
    Controls: Mas.Vol./Mas.Tone/F.P.U.Sw./R.P.U.Sw.
    Serial No.288007


    専門学校時代にJohnny,Louis&Charの日比谷野音でのフリースピリッツコンサートを観て感動し、横浜のChar(?)になりたくて購入した一本!

    TAKESHI's Customizing






    mustang_back.jpg
    オリジナルのフレットはRカーブが強くチョーキング時に音が詰まりやすいので、フレット交換時にかなりフラットにしてある。
    また、ライブハウス時代にかなり手荒に使用したためボディーは傷だらけである。

    mustang_head.jpg mustang_headback.jpg

    糸巻はGOTOH製のものに交換。オリジナル時よりもかなりチューニングは安定した。
    弦は1巻きのみ。

    2007年01月22日

    2007.1.22

    本日、北京より帰国しました。
    約10日間の旅でしたが、ひさしぶりに音楽(ギター)に没頭する日々を送ってきました。

    コンサート当日までの間、自身の日記を書こうと試みたのですが、毎日10時間以上のリハーサル!
    それに加え部屋では個人練習(曲がなかなか覚えられず自主トレ)、結局コンサート前日までリハと食事会以外は一歩も外出できず、日記を書く気力もありませんでした。

    本番当日もぎりぎりまで照明、音響を含めたリハーサルが行なわれ、最後まで緊張感を保たなければならない状況でした。
    コンサート自体は暴動や事故もなく無事成功に終わらせる事ができ、翌日の新聞やネットなどのニュースでも今回のコンサートは好評だったそうです。
    ライブの出来や内容については後日、写真を整理しつつお伝えできたらな~と思っています。

    日本人のロックギタリストとして中国の国家的中心地である人民大会堂に立ったのは、西山 毅が最初であるという事を誇りに思っていますし、まずこのプロジェクトのリーダーである菊地 圭介くんに心から感謝してます。
    もちろん僕ら日本人バンドを起用して下さった満 文軍さんにもこの場をお借りしてお礼を言わせていただきたいと思います。
    ありがとうございました!

    そして全ての面でお世話になった馬さん、陳さん本当にお疲れさまでした!
    また今回のライブに関わったスタッフ、メンバー、日本から観にいらして下さった方々、本当にありがとうございます!
    また素敵な夢の続きを見れるように明日から頑張って行きたいと思っています。

    2007年01月20日

    01/20北京Special Live

    at 北京人民大会堂
    中国人Artist満文軍 support

  • Ticketの予約受付は終了致しました。

  • 2007年01月17日

    2007.1.17

    画像をクリックすると拡大します。
    拡大した画像上にマウスを置くと、各項目毎のスライドショーができます。

    2006.9.17宝塚造形大学 伊丹谷バンド

    2006.7.29香港Comic Festival

    2006.12.17 MESARセミナー

    2006.9.27 μ-aLIVE

    2007年01月12日

    2007.1.12

    去年の仮オープン以来、たくさんの方から暖かいメッセージを頂きました。
    また誕生日のお祝いメッセージも含め、この場を借りてお礼を申し上げさせていただきます。
    みなさん本当にありがとうございました!

    ところで僕の兄との対談はいかがでしたでしょうか?
    今後もBiographyのところに、不定期ではありますが色々な方に登場していただく予定ですので、たまにチェックしてみて下さい!

    さて僕は明日、いよいよ北京に旅立ちます。
    一週間の現地でのリハーサルおよび本番、そして観光に約10日間の滞在が予定されています。
    ライブ会場の人民大会堂はどのような雰囲気なのかまったく分かりませんが、すでに興奮しています。
    また今回ご一緒させていただく満文軍さんにお会いする事も、とても楽しみにしてます!
    帰国したら、みなさんに良いご報告ができるように頑張ってきたいと思っています。

    では行ってまいります!

    2007年01月09日

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    ギターの指導を行なっている楽器店

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    セミーモズレー直系モズライトギターの国内ショッピングサイトです。

    ROCKER ROOM
    世田谷区池尻大橋にあるライブハウス。YacciさんとのLIVEでお世話になっています。

    2007年01月07日

    with Friends

    HPオープン記念として、ミュージシャン仲間とのツーショット集です。

    ken_w.jpg

    Bass 渡辺 建さん


    hasegawa.jpg

    Drums 長谷川浩二さん


    masaki.jpg

    Bass MASAKIさん


    mitsuzono.jpg

    Bass 満園庄太郎さん


    Vol.1 西山 潔

    第一回目は、実兄である潔氏です。

    kiyoshi_takeshi.jpg毅:バンドを聴き出したのっていつ?T-レックスとか・・・。
    潔:俺が中三の時くらいだったと思うんだけど・・。
    毅:(兄が)中三で俺が小6
    潔:小6で
    毅:小6。で・・・ベース買ったじゃん。あれっていつ?
    潔:あれは高1。年賀状の郵便配達。
    毅:そうそう。郵便配達のアルバイトで買ったのは覚えてる。で、その前からコンサートとか好きで見に行ってたよね!?
    潔:そうだね。
    毅:あの当時は、チケットぴあとかの窓口で買えないんで、プレイガイドまで行って・・・
    潔:徹夜して並んで。武道館とか。
    毅:で、よく最前とかgetしてたよね?
    潔:うんうん。
    -すっごいですね(@_@;)T-レックスの武道館ですか!?
    潔:そうそう。
    ―T-レックスにはまったのはいつからなんですか?
    潔:「ヤングミュージックショー」だったっけ!?
    毅:あ~うんうん。NHKのね。
    潔:あと、「昼ヤング」。・・・って知らないよね(^_^;)「昼ヤング」っていう若者向けの情報番組があったんですよ。その中に音楽のコーナーがあって、「今度○○が来る」とかっていうのがあって。今みたいなプロモーションビデオとかはないですけど、似たようなものを流して。・・・あとはラジオですよね。
    毅:でも今考えるとBritish Rockって・・・デビットボウイにしろT-レックスにしろ、そっちよりの音楽から入っていったよね~。
    潔:あ~、そーだね~。でも一番衝撃を受けたのはプレスリーだよ。
    毅:あ~・・・。
    潔:プレスリーの衛星放送。1973年の1月14日。
    毅:「エルビス in HAWAII」
    潔:そうそう。「エルビス in HAWAII」。・・・ああいう外タレさんの生のステージって・・・って生じゃないけど(笑)最初から見れるのって無かったじゃない。
    毅:・・あのさ、テーブルの上でさ、よく懐中電灯でさ~(笑)
    潔:あ~やった、やった。
    毅:あれっていつだったっけ?
    潔:あれは俺が高一の時。・・・だから、プレスリー見た。それで4月にデビットボウイ見たじゃん?
    毅:うん。・・・それ見てやったの!?
    潔:見てやったの。
    毅:スゴイ怖い兄弟で。実は(笑)6畳だったっけ?いや4.5畳の部屋にちゃぶ台を置いてそれをステージにして、部屋を暗くして僕に懐中電灯を持たせて照明をやらせて(笑)
    潔:(笑)
    毅:なんかメイクして、ランニング(シャツ)とかにマジックでなんか書いて(笑)で、何をやると言ってもカラオケなんて無いから、例えばデビットボウイのレコードを流して一緒に「♪~デンデデ~♪」とかって(笑)
    潔:(笑)
    毅:でこっちはワケわかんないから懐中電灯持ってしゃがんで付き合わされてたっていう(笑)
    潔:でもその当時、ギター作ってたよねえ・・!?
    毅:そうそう。
    潔:あれはマークボランのギターを・・・
    毅:レスポールのね。
    潔:そうそうレスポールでね。・・・カッコイイんだよ、そのレスポールが。
    毅:それを見て小学校の時に作って・・・
    潔:あれ、「作れ!」って言ったんじゃないよね?
    毅:うん。なんかわからなかったけど、作ってみたくなったんだよね。あの時はジュリーが流行ってて・・・井上堯之さんが弾いているギターに憧れて・・・。(ギターは)買えないし。
    潔:うん。
    毅:で、作ったんだよね。・・・でもまずはそれまでだったんだよね。
    ―作ったってどうやって作ったんですか?―
    毅:まず、ベニヤ(板)をポスターを見ながら「こんな感じかな」切って。・・・で、たまたまウクレレがあったから「ウクレレサイズでいいや」って。最初ギターの大きさにしたかったんだけど、「ムリ!」と思って(笑)
    潔:(笑)
    毅:で、「ちっちゃいのは作れるかな」って。で、作ったのがコレ。
    ukurere.jpg潔:あ、まだ持ってるんだ。
    毅:小学校の夏休みの課題としてはスゴイ・・・!?
    潔:スゴかったよな~、あれ。あの弦はウクレレの?
    毅:そうそう。あの当時の。弦交換出来ないからね(笑)
    潔:(爆笑)切れたら終わりだもんね(笑)
    毅:もう30以上年張られっぱなしなんだろうって(笑)。誰かが「ビンビン」とかって遊んでると「切れるから止めて」って(笑)
    潔:あれ、小学校5年生くらい?
    毅:T-レックスのポスター見ながら作ったからね。
    潔:そうだよな。だからやっぱり俺が中3だから・・・。
    毅:小学校6年だね。
    ―お兄さんは何でベースだったんですか?(「かうんたっく」でのパートはベースだった)―
    潔:何で!?・・・・う~ん。ベース(の音)って当時聴いた事ないじゃない。・・・実際コンサートを見に行くとベースの音って(体に)効くんだよね。・・・お腹の中に「ドゥーン、ドゥーン」って。で「ベースの音ってカッコイイな~」って。ああいう音出せるって知らなかったし。
    毅:弦少ないしね(笑)
    潔:(笑)それ、あるある!6本より4本の方が簡単だろうって(笑)でも手が小さいから、やっぱりなかなか・・・(難しい)。
    ―お兄さんがベースだから自分はギターとかっていうのはなかったんですか?-
    毅:いや~、さっきのコンサートごっこに付き合わされて・・・。ひどいんだよ、だんだんエスカレートして行ってパンフも(お兄さんが)自分で作るわけ。
    ―え゛――――――っ!?
    潔:そーいや、パンフ作ったなあ・・・・。
    毅:作ったよ!あれ、今あればなあ~っ・・・。「Kiyoshi Nishiyama in なんとか」とか書いちゃってさ~(爆笑)
    潔:(爆笑)
    毅:スゴイんだよ、画用紙に書いてあんの(笑)
    潔:・・・作ったよねぇ・・・・。
    毅:「曲目リスト」とか言ってさあ(笑)すごかったよね。
    潔:うん、そうそうそう。
    毅:兄弟二人しかいないし、客なんていないのに(笑)一人はRock歌ってて、こっちはやるもの無いから天地真理とか歌ってて(笑)
    潔:(笑)一番最初に歌ったのって三善 英史さんだっけ!?
    毅:いや、山本リンダじゃなかった?
    ―♪うらら~うらら~♪ですか!?-
    毅:そうそう。
    ―じゃあ、音楽はお兄さんの影響を多大に受けてたんですね。-
    毅:そうそう。
    潔:そうだね。音楽の「お」の字もなかったもんね。
    毅:何にも無かった。
    潔:空手一筋だったもんな~・・・。
    毅:そうそう、一筋だったからね(笑)
    潔:だから絶対にギタリストになるなんて(思ってもなかった)・・・運動神経良かったから。・・巨人に入ってピッチャーでもやるのかなって(笑)
    毅:(笑)ホントだよね~。大リーグボール養成ギブスとか、本当に作ったんだよね(爆笑)
    潔:(爆笑)作った!
    毅:エキスパンダー2本を改造して(笑)
    ―すげーーーっ(@_@;)―
    潔:でもあれ、(腕の肉が)挟まって痛いんだよな(笑)あれは、マンガのようにはいかなかったね(笑)
    毅:(笑)そうそう。・・・でも、あのコンサートごっこは今考えると何でやってたんだろうね(笑)
    潔:あ~・・・。
    毅:すっごい謎なんだけど(笑)
    ―毎日やってたんですか?-
    毅:いや、思い立ったら(夜の)10時くらいからやってたよね(笑)
    潔:それまではパンフ作ったりとか・・・。
    毅:そうそう。1週間くらいの制作期間があってね(笑)で、やっぱり僕ら子供だったから、駄菓子買ってきて、(コンサートごっこの)ソロコンサート見ながら駄菓子食って(笑)
    潔:(笑)
    毅:そこは子供だよね(笑)・・・で、だんだんエスカレートしてきたんだよね。
    潔:うん。
    毅:で、ギターを買ったんだったっけ!?
    潔:ギター、買った買った。最初に買ったのはベースだったんだけど・・・叔父さんがいるんですよ。そのおじさんがベンチャーズとか寺内タケシさんとか加山雄三さんとかが好きで。
    毅:元々クラッシックギターだったんだよね!?
    潔:そうそう。クラッシックギターがあったから。
    毅:でも何もならなかったけどね(笑)・・あ、でもそのクラッシックギター、弾けないにもかかわらずストラップかけたりしてちゃんとデビットボウイのマネしてたから(笑)
    潔:そうそう。
    毅:・・で、その頃からコードとかは・・・。当時「平凡」だっけ!?
    潔:そうそう。
    毅:「月間平凡」、「明星」とかって、昔アイドルの雑誌があって、それに歌本が付いてたの。それにコードの表記がされてて、それでギターを弾いてた。
    潔:そうそう。
    kiyoshi.jpg―じゃあ、まったくの独学・・・?-
    潔:そう。独学ですねえ・・・。
    毅:でも、兄貴はピアノをやってたから、少しは理解度が早かったんだよね。
    潔:そうそう、ピアノをやってて譜面が読めて・・・。で、高校の音楽の授業があって、そこで音階とか・・・長音階、半音階、メジャーとかマイナーとか。「こういう風に出来てるんだ」ってのがだんだん解ってきて・・・。
    毅:だからギター覚えるのも早かったよね!?
    潔:うん。で、コードとかは教えてあげたよね。
    毅:で、(お兄さんは)耳も良かったから、サンタナとかコピーしてたよね。「♪チャッチャラ・・・」って弾いてて、それっぽく聴こえるんだけど、よく聴いてると「何か違うな」って(笑)
    潔:(笑)
    毅:音は合ってるんだけど、何か違うなって(笑)
    潔:違う(笑)チョーキングとかって知らなかったんだよね。・・・で「危険なふたり」とかもね。「♪テンテレ~・・・」って「キュイ~ン」ってところがあるんだけど、淡白に「♪テン・テ・テン・・・」って単音で(笑)
    毅:(笑)
    潔:チョーキングは毅に教わったんだよ。
    毅:あ~、・・・「なんか違うんだよな~」ってずーっと横で見てて、それである日「こうじゃねーか?」って。で、Jeff Beckの「迷信(Stevie Wonderの曲をBBAでJeff Beckがカバー)」をコピーしているのを見て、「こっちの(弾き方)の方が似てるんじゃねーか?」って言って。・・・で、そんな事をやっているうちにギターを弾くようになって行ってたの。
    潔:奏法は教わったよね。で、僕もベースやってたから自分は「ギターの才能は無いな」って思って。「毅の方が絶対あるよ」って思って。
    毅:でも、バンド組む前まではいろいろ大変だったんだから。・・・(バンドを)やりたくないから、こっちは(笑)
    潔:俺がやりたかったからね(笑)
    毅:ゴミ箱の上にタンバリン乗せて「ドラムやれ!」とか言われたり、いろいろやらされてたんだから(笑)
    潔:ピアニカとか(笑)
    毅:「キーボードやれ!」とかってね(笑)一番最後にやったのがギターだったんだから(笑)
    潔:(笑)
    ―「かうんたっく」はお兄さんが」作ったんですか?-
    毅:創成者?
    潔:創成者かなあ・・・。
    毅:本当はね、正月に集まる親戚の集いで「出し物やろう」って言ってやったバンドなんだよね。
    潔:うん。
    ―出し物!?-
    潔:そうそう。出し物、凄いんだよ。
    毅:ちょっと変わった親戚だったかな?
    潔:そうかな(笑)
    毅:宴会好きの親戚だったからね。当時のEAST WESTのレコード持ってる?
    潔:持ってる、持ってる。
    毅:今日持ってきたんだけど・・・。
    two_shot_LP.jpg

    毅:出演メンバーが凄いんだよねぇ。
    EAST_WEST2.jpg EAST_WESTup.jpg
    出演者:TENSAW、シャネルズ、ZERO、etc・・・

    毅:まあ、「かうんたっく」は伝説的なバンドだったよね。
    潔:うん。
    ―EAST WESTには結成してからどれくらいで出場したんですか?-
    毅:1年?
    潔:1年くらいだよね。
    毅:僕もギター始めてから2年くらいしか経ってない時だから。
    潔:そうそうそう。
    毅:それで決勝大会まで行っちゃったら、そりゃー天狗になるでしょって(笑)
    潔:(笑)・・・でも、練習(量)は当時からすごいよね。やっぱり、努力の人。
    ―それはお兄さんから見ても?-
    潔:あー、もう全然(すごい)。だから僕はプロを諦めましたよ(笑)・・・全然かなわないなって。練習量と執念っていうか。・・・だって、ずーっとギター持ってるもん。食事してる時も・・・。フロ入る時くらいじゃない?持ってないのは。トイレもこうやって・・・・。
    毅:そんな事はないって(笑)・・でも、家にお客さんが来た時にギター持って出て行ったってのは・・・。
    潔:うん。友達がくると「いらっしゃ~い」ってこうギター持って(笑)
    毅:(笑)だけど、それは確かにそうだった。
    潔:寝てる時も、ギター弾くように指が動いてたってオフクロが行ってた。
    毅:・・・夢見ながら、夢の中で曲をコピーしてたって(^^ゞ
    潔:(お母さんが)「凄いわ」って。
    ―じゃあ、結局楽器を始めたのって小学生?-
    毅:小学生の時に一回持ったんだよね。6年生のお別れ会でギターを弾いたの、エレキギターを。その時は兄貴も持ってなくって、友達の兄ちゃんかなんかが持ってて、でさっき話した叔父さんのクラッシックギターで練習はしてて、「エレキで弾いたらこんな感じかな?」って。・・・でも、一回止めちゃったんだよね。
    潔:うん、そうだねぇ。
    毅:中学の時は空手ばっかりだったから「デヤーッ!デヤーッ!」ってそればっかで(笑)
    潔:中学の時だっけ?
    毅:そう。で中2の時に中3でいたオメガトライブの高島さん。
    潔:高島くん。
    毅:同じ中学の先輩で。・・・でやっぱり学校の催しでベンチャーズを弾いてたのを聴いて。・・・それで、また燃えたのかな~・・・。
    潔:エレキの若大将は?
    毅:うん、あれと時期が重なってる。
    ―それで「かうんたっく」に繋がる?-
    潔:そうそう。
    ―それで高校生ではもうずっとギターですか?-
    毅:そうそう。「かうんたっく」はとにかくコンテストにいっぱい出たよね!?
    潔:出たねぇ。
    毅:どうしてあんなにコンテストばっか出てたか覚えてる?
    潔:あ~、なんでだろうねぇ・・・。
    毅:自分なりに分析したんだけど、要は人前で演奏したかっただけっていう・・・。
    潔:あー!そうそうそう!それね~。
    毅:で、知らない人をどうやって集めたらいいかって言ったら、コンテストに出るのが一番・・・。
    潔:一番早い。そうそう、そうだそうだ。なるほどそうだねえ、大勢の人の前でやるのには手っ取り早い。よく、建て替える前のこの家の前で楽器並べてやってた。診療室の横に庭があったんだけど、そこにセットを置いて。
    毅:そこまでしてやって(笑)・・・一番覚えているのは、待合室でやって。シャッター閉めて、大音量でやったら商店街まで聞こえてたっていう(笑)
    潔:(笑)あそこでもやったっけ?
    毅:やったよぉ~。響くに決まってんじゃん(笑)
    潔:(笑)
    毅:閉めてりゃいいってもんじゃないって(笑)
    ―その時にはすでにアンプとかもあったんですか?-
    毅:・・・・全部兄貴が・・・。
    潔:その頃なんかあったよねぇ。そんなに大きくはないけど。それこそMarshallとか大きいの欲しかったけどねぇ・・・。
    毅:国産のしょーもないアンプだったから、もうフルテン(最大音量)ですよ!(笑)
    ―専門学校に進学してからは、何かバンド活動は?-
    毅:その頃は既にプロ志向になってて、小林先生に習って、技工士学校行きながら・・・いろいろやってたなー。ライブハウスにも出て。・・・その時はもう(お兄さんと)一緒にやらなくなってたんだけどね。
    ―その時はお兄さんは勉強中ですか?-
    潔:そうだねえ。
    毅:だって、もう国家試験控えてて、そんな事やってらんねーだろっってね(笑)。何気にバンド活動やってたよね。
    潔:今でもやってますけどね。今はドラムやってます。
    ―えっ!?-
    毅:何でも出来るの。
    潔:何でも・・・・まあ、器用貧乏(^_^;)
    毅:あんまり(いろいろと)深くはない(笑)
    ―でも一番好きな楽器はベースなんですか?-
    潔:そうですねえ。
    毅:その後「かうんたっく」は、僕の結婚式の時に一回再結成したの。で、必ずメンバー4人の結婚式の時には再結成してたの。兄貴の時もやったし。
    takeshi.jpg潔:やったやった。
    毅:一番最後にやったのは従兄弟のアキちゃんの時?
    潔:うん、アキちゃんの時。
    ―じゃあ、1度終わってから4回は演ってるんですねー
    毅:うん、解散はしてないから(笑)
    潔:うん、してない。
    毅:長期の活動休止(笑)
    潔:そうそうそう(笑)
    ―親戚バンドですもんね(^_^;)―
    毅:そう。別にケンカした訳でも無いし(笑)
    潔:今、ソロ活動(笑)
    毅:すごいよね、ソロ活動(笑)メンバー揃わなくてサポート入ってもらった事もあったよね(笑)
    潔:そうそうそう。
    毅:「夢の島」の第一回目の時に「かうんたっく」は再結成してるの。その時は、ギター&ベースは二人(西山兄弟)でドラムは大友さんだったもんね。
    潔:そう、サポートメンバーが大友さん(笑)
    毅:で、10回目の夢の島の時に「10年後にもう一度やろう!」ってやって。約2万人の前で演奏したからなあ(笑)
    潔:(笑)すっごいよなあ~。
    毅:白衣着て演奏したもんな~。
    潔:あんなもんでよく出たよなあ~(笑)
    毅:ファンの間では知る人ぞ知るという・・・。
    ―ちなみに曲は何をやったのですか?-
    潔・毅:「津軽じょんがら節」!
    毅:歌も歌わされたんだよね!?
    潔:そうそう。無理矢理(笑)
    毅:「かうんたっく」はインストのバンドなのにさー(笑)加山雄三を。
    潔:でもアレ、よかったよねえ!?
    毅:2万人の前で大恥かいたよ(^_^;) (お兄さんは)ちゃんと仕事を持ってて、でもデカイ会場で演奏できるっていうもっとも理想的な生き方をしてる人かな~って(笑)
    潔:もう、いいとこ取りだもんね~(笑)
    ―今度のかうんたっくの再結成っていつですかね?-
    毅:ん~、いつなんだろ??このHPで反響があったら考えましょうか(笑)お客さんがどれくらい集まるのかもわからないし、ある程度集まるようだったら・・・。
    潔:最後にやったのは夢の島だもんね。
    ―一緒にやったバンドって「かうんたっく」だけなんですか?-
    潔:そう。
    毅:ずーっとかうんたっく。すごいバンドで、コピーの中心はベンチャーズ、寺内タケシが中心だったんだけど、たまにツイストやったり・・・あとプリズムやったり。
    潔:あー、そうだね~。
    毅:ちゃんとワンマンコンサートが実現したんだよね。
    潔:うん、やったやった
    毅:江戸川の区民会館借りて。
    潔:お客さんも200人くらい来たのかな?
    ―すごい!!-
    毅:うんうん。その頃テレビで「銀座NOW!」とか出てたから底々・・・。銀座NOWの時の審査員が(山本)恭司さんで。
    ―EAST WESTの後ですか?-
    毅:いや、同時期くらい?
    潔:同時期。
    毅:ほぼ同じ時期にいろいろやっちゃったんだよね。
    潔:うん。
    ―じゃあ、その頃からプロといってもいいような?-
    毅:いやー、でもアマチュアだよね。オリジナルがないから。プロになるにはやっぱりオリジナルがないとって事で、最大の苦難が待ち受けてたわけですよ。
    ―プロのお誘いはあったんじゃないですか?-
    毅:いや、そんなには・・・。一番最初は審査員だった近田春夫さんが気に入ってくれて「君達プロでやっていけるよ!プロでヤル気ある?」って言われて・・・。で、謙虚だったんだか忘れたけど「ありません!」って言っちゃって(笑)ウソツキだよねえ(笑)
    潔:謙虚さ、謙虚さ(笑)
    毅:なんか、そこでさ~「ハイ!」とか言ってもいやらしいなあ~って子供ながらにも思ったんだよね。だから「ありません」って言っちゃったんだけど、本当はなりたくてしょうがなかったの。
    潔:「そうか!じゃあ、よかった!」って向こうも言ってきて(笑)
    毅:向こうもヤル気が無いって言ったらやっぱり褒め称えちゃうじゃん!?「君達よかったよー!感動した」って言ってくれたんだよね。
    潔:うんうん。
    毅:この時の事って昔の話って思えないよね~。ちょっと何年か前くらいな感じ。
    潔:そうだね。
    毅:今でも思い出すし。
    潔:本当に。
    毅:あと、寺内さんが横浜のヤマギワ電気で月1回の定期コンサートをやってた時に、ウチら二人とドラムでブルージーンのコンサートで一緒に演奏したことあるの。「お前、この間テレビで俺の曲弾いたんだろ」って呼ばれて弾いた。
    潔:そこでちゃんと弾いちゃうってのが、すごかったよねえ。
    毅:いやいやいや、弾けてないよぉ~(^_^;)
    潔:・・・でも度胸はあったよな。
    毅:まあ、怖いもの知らずって感じで(^_^;)
    潔:たまたま見に行ってただけなのに、呼ばれて。
    ―「かうんたっく」で一番人気はどなただったんですか?-
    潔:やっぱり毅さんでしょ~。
    毅:どーだったのかなあ。・・・・硬派なバンドだったから、見てくれてる人で女の子なんていなかったから。・・・そんな事、気にした事なかったからなあ(笑)
    ―他の楽器をやろうかと思った事はあるんですか?-
    潔:・・・無いんじゃない?
    毅:うーん・・・無いねえ。
    潔:一筋だったもんな。
    毅:とりあえず一筋だったね。
    two_shot.jpg― 一緒に行ったコンサートとかは?-
    潔:結構いっぱい行ってるよね。
    毅:ゲイリームーア・・・
    潔:ゲイリームーア行ったし、レインポーも行ったし、
    毅:一番最初に行ったのはKISSかな。
    潔:初来日の武道館?
    毅:いや、2回目の時じゃない?
    潔:あれ?初来日は行ってなかったっけ?
    毅:行ってない。2回とも前座はBOWWOWだったんだよね~。
    潔:そうそう。
    毅:・・・あとJonny・Louis&Charのフリースピリッツは見に行ったよね。
    潔:野音に行ったねえ。
    毅:高校卒業してたかな?・・・あれを見てRockに目覚めたんだよね。それまではベンチャーズとか寺内タケシとかで、その後はいきなりフュージョンに行っちゃったの。で、Rockは嫌いだったの。
    ―え?でもお兄さんはT-レックス?-
    潔:僕は好きだったの。
    毅:(お兄さんは)歪んだ音が好きだったんだけど、僕は嫌いだったの。
    潔:だから、いきなり(嫌いでも)やらせてたっていう・・(笑)
    ―ルーツは全然違うんですねー
    毅:そうそう。(お兄さんは)British RockでデビットボウイとかT-レックスとか・・・
    潔:グラムロック系。
    毅:Zeppelinも好きだったよね。
    潔:そう。だけど武道館は’70とかで、ちょうど高校生になるかならないかって時で行けてないんだよね。
    毅:僕の中でRockにつなげてくれたのは、Charさんと高校の時の1つ後輩だった、今クレイジーケンバンドでやってる小野瀬くん。彼も上手かったんだ。僕らが「かうんたっく」でインストやってた時に「1つ下にもの凄く上手いヤツがいるんだ」って彼を見に行ったらバリバリRockだったの。それとCharを見て「ん~やっぱりこっちの世界に行かないとダメかもしれないな」って思ったのがキッカケだったの。でも、「かうんたっく」の頃はその前だったから、兄貴には無理矢理寺内タケシさんをコピーさせたって感じだったんだよね。
    潔:ん~、でもね、そんなにイヤでも無かったんだよね。ボウイを聴きながら寺内さんをやる(笑)
    毅:基本的に、なんでも受け入れられるんだよね。
    潔:例えば・・・最近聴いたんだけどU2を聴いても日本の音楽を聴いてもジーンとくるものは同じなんじゃないかなあって。・・・寺内タケシさんの「津軽じょんがら節」と、曲は全然違うし、音も違う。だけどジーンとくるものは・・・やっぱりあるんだよねって。だからジャンルがどうのこうのじゃなくって、繋がるものはあるんだなって。
    毅:すごいのは、僕よりもたぶん音楽は好きだよね。
    潔:・・・うん・・。
    毅:僕は、自分の中でギターカッコよくなかったら「ダメ!無視!」って。・・でもさっきみたいに兄貴はU2を聴いて感動したっていう・・・ありえないもん。「そんなにいい?」って(笑)
    ―確かに、先ほどウクレレ作った時に「T-レックスのポスター」とお話ありましたけど、西山さんのお話の中でT-レックスのお話って出ないですもんねー
    毅:でしょー。いや~うるさかったんだよ、あれ(笑)「こんなのどこは面白いんだろうな!?」っていっつも思ってたんだよな(笑)
    潔:(笑)
    毅:でもポスターのギターを持っている姿がかっこよかった。・・・要は音楽が好きじゃなかったんだよ。ギターが好きだったの。そこからスタートしているから偏った聴き方してたんだろうなと。
    潔:確かにアーティストで「誰が好きで・・・」ってのはなかったよね。
    毅:ないねー。
    潔:俺が無理矢理やらせて。「とりあえずギター!」って(笑)
    毅:ゴミ箱でドラムやらされた時は「あ、才能ないな」って。
    潔:従兄弟にやらせたら、そいつがうまくって、習い始めたら格段にうまくなって。そいつが「かうんたっく」のドラマーで、EAST WESTでベストドラマーを取ったんだよね。お母さんはバレエの先生で・・・。ウチらのオフクロは日本舞踊の先生。
    ーえっ、そーなんですか!?-
    潔:で「かうんたっく」のもう一人のギターのお父さんはN響のオーボエ。
    毅:芸事が好きな一家で。だから正月になると盛り上がるわけ。
    潔:だから、出し物がどーのこーのになっちゃうんだよね(笑)3時間くらいの宴会になって。
    毅:でも、親戚の前とは言え、緊張感はあったかもしれないね。
    潔:なんか快感だったもんね。町内会館で・・・会場が。
    ―え?親戚の宴会が?-
    毅:僕らのおばあちゃんが江戸川の区会議員。
    潔:議長で。
    毅:やってたの。だから、地元では相当融通を利かせてもらって、親戚でも借りれちゃったりしたんだよね、当時は。
    潔:ステージがあったわけですよ。
    毅:まあ、なるべくして(ミュージシャンに)なったという(笑)
    ―技工士専門学校に行こうと思ったのはどうしてですか?-
    毅:まあ、コンテストにも出て、プロでやりたかったけど、そんなに簡単になれるわけじゃないじゃない。で高校卒業するときにオフクロに「プロでやりたいんだよね」って話したら「とりあえず技工士の学校へ行きなさいよ」って。で、大学に進学したら4年だけど、技工士の学校は2年だから「残りの2年間で好きなことをやりなさい」と。でそれでダメだったら技工士の仕事をしなさいっていう。・・・で21歳の時に、福島邦子さんのバックギタリストになれという話がきて。技工士のバイトしてた時で。・・水道橋の歯科医院。
    潔:そうそう。

    ―音楽をやるまえって、どんな遊びをしてたんですか?-
    潔:野球やってたかなあ?
    毅:野球やってたねー。
    潔:あと、何やってたかなあ・・・。なんだかんだ言っていつも(一緒に)遊んでたよねえ。・・・ゲームとかもやってたっけ?「人生ゲーム」とか。
    毅:(笑)・・・やってた。なんか、不思議な生活してたかもね。
    潔:不思議な生活してたかもね。
    毅:結構、従兄弟を交えて遊んでたよね。
    潔:そうそう、「かうんたっく」も従兄弟同士のメンバーだし。
    ―ご近所なんですか?-
    毅:ううん、全然。東京の下町(笑)・・・・でもホント、バンドやる前って何やってたかなあ・・・。野球やってたのは覚えてるけど・・。
    ―さっきお話してた大リーグ養成ギブスはどなたか作ったんですか?
    潔:毅。
    毅:うん、僕。エキスパンダーがあって。手首にカシャン!ってはめるのがあるんだけど、「あれはどうやって作ったらいいんだろうな~」って考えてて。・・・・で、「ズボンのベルトをこのサイズに切ればいいんだ!」って。で、そこにエキスパンダーのバネを通せばいいんだって思って。それでベルトを4本買ってきて、両手首と両肩に付けて・・・で「デヤッ!」ってやったら髪の毛がバリバリバリって(笑)
    潔:(爆笑)
    毅:痛いんだよ、星飛馬みたいに裸で付けたら(笑)「服の上から付けたらいいんだ」って付けて、更にジャンバーを着たらばねが飛び出ないだろうって・・・。なんだかすごい格好だったよね(笑)
    潔:うん(笑)
    毅:で、小学生で体の方が小さくて。エキスパンダーのバネって結構伸びてるから、大して負荷がかからないんだよ。
    潔:養成になってない(笑)
    毅:「なんだよ、簡単に投げられるんだけど」って(笑)
    ―兄弟ゲンカってあんまり無かったんですか?-
    毅:殴り合いとかっていうのは・・・
    潔:僕がね、ちょっかい出すんですよ。「ホレホレ」って(笑)で「止めてよー」って。そこからケンカになるっていう。その程度ですかね。
    毅:で、「おかあさ~ん」って(笑)
    潔:で、オフクロに言いつけるとオヤジにも言いつけられるっていう(笑)
    ―まあ、お兄さんの権限で「何でもやれ!」って感じですかね(^_^;)―
    毅:まーね~。それで始まった音楽ですからって(笑)
    潔:(笑)
    ―楽器はいろいろとお家にあったんですか?-
    毅:ベース1本、エレキギター1本・・・ピアノがあったし。
    ―お兄さんがピアノを習っていたときに一緒に習わなかったんですか?-
    潔:そーなんだよね~。
    毅:ん~、全然イヤだったんだよね。ピアノは女の子がやるもんだと思ってて。「習えば?」って言われても「イヤだイヤだ」って。「塾に行けば?」って言われても「イヤだイヤだ」って(笑)人とコミュニケーション取るのが当時イヤだったから・・。
    ―空手教室は行ったんですよね?-
    毅:自分の好きなものはやるんだけど、「やれ」って言われてやるのはイヤだったの。唯一「やれ!」って言われてやったのがギターかな(笑)最初は嫌いだったけどハマったんだよね。
    潔:そーだよね。・・・じゃなかったらやってないもんね。
    毅:いろんな趣味があったけど・・・(ギターは)最後まで・・・今でも趣味かな。

    ―今回はBiograhyを紹介するにあたっての第1回ゲストとしてお兄さんを―
    毅:一番知ってるからね(笑)生まれたのも、届出は横浜市だけど病院は・・・・
    潔:葛飾区。葛飾赤十字病院。オフクロの実家に近いということで(笑)
    毅:(笑)今日はありがとう!

    2007.1.7

    本日、45歳の誕生日を機に自分のホームページをオープンする事にしました。

    とにかくギターが大好きで今だに夢を追いかけてます。
    そんな一人のギター小僧の過去から現在についてギターを中心に語っていけたらと思っています。

    一体何人の方がここを訪れて下さるかは想像がつきませんが、プロとかアマとか関係なくギターが好きな人が楽しんでもらえるようなページにしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!

    2007©Takeshi Nishiyama All right reserved.